戸山流の紹介



【背景】
 大正時代、陸軍戸山学校に於いて、中山博道、国井善弥などの剣術家を招き、軍刀術の研究が行われていました。
 大正14年、中山博道が古流居合を元に考案した形が採用され、昭和15年11月、陸軍全将校に周知されました。
 太平洋戦争敗戦後、GHQにより、いったん禁止されましたが、
 昭和27年の解禁により、戸山流居合道として一般に広まるようになりました。
 陸軍の軍事教練の一環であった為、実際に"斬る"ことを意識し、
 立業のみの実戦的、攻勢第一の必殺刀法となっています。

【稽古】
0.居合剣法(イメージ的には素振り稽古)
1.(基礎居合、奥居合。主たる稽古になります。)
2.試斬(畳表などの試し斬りです。)
3.組太刀(鞘付木刀を使って打ち合います)
 教室ではありませんので、基本的には先生指導の下での自主稽古が中心となります。

【行事】
春、秋昇段審査春・秋
9月総合武道演武祭(旧武徳殿)
3年に1度全国大会3年に1度全国から剣士が集まります。
まれにいろいろ(有志による「関」、「長船」見学企画など。。)